ミッションは、RPAの知識とスキルで
すべての従業員に役立つこと。
N.Uchiyama

現場の困りごとをヒントに、
ユーザーファーストで
業務自動化を推進。
NICSの情報システム部には大きく分けて、「インフラの管理運用」「業務アプリ開発」「ヘルプデスク」「RPA推進」の4チームがあり、20名ほどが活躍しています。こうした環境の中で、私はまず業務アプリのチームに配属され、Webシステムにおけるプログラムや開発のスキルを習得。次にヘルプデスクを経験し、社内でどういった人材がどのような業務システムを利用しているのか、各部署がどんなビジネスを推進し、どういった課題・悩みを持っているのか、といった俯瞰的な知識や課題の分析力などを吸収していきました。
現在は磨いてきた知識を活かすべく、自ら希望してRPAチームに異動。私のミッションは、各部署の困りごとを収集し、それぞれの部署のメンバーが業務のRPA化を実現できるようサポートすることです。チームの仲間と協力して、各部の開発環境の整備から、ツール開発のための人材教育、運用ルール策定、事例共有、高度なシステムの開発・提供まで、さまざまな業務に励んでいます。NICSは幅広い事業を展開しているため、各部署の働き方や業務も多様性に富んでいます。当然、システムも複雑化しがちです。そのうえで「いかにすべての従業員を満足させるか」を考え、ユーザーファーストで仕組みづくりを進めるのがこの仕事ならではの難しさであり、やりがいでもありますね。

NICSのDXを推進する
ベンチマークとなるように。
入社前に期待していた通り、「日産グループの一員」という点は、やはりNICSで働くメリットだと感じています。たとえば、日産自動車が採用しているPC、ネットワーク、システムなどが当社にも共通して導入されるんです。ハード面が定期的に更新されるおかげで、事業のDX化やRPAの浸透も加速しています。また、日産自動車が構築したRPAのガイドラインや開発ルールをはじめ先進的な情報も共有されており、参考にすることもしばしばです。
その一方でNICSはベテラン社員が多く、従業員の中でITリテラシーにばらつきがあるのも特徴のひとつ。どうすればPCに詳しくない人にも新しい仕組みを普及できるか考え、現場とコミュニケーションを重ねる姿勢も、当社で活躍するための大切な要素だと思っています。こうした社内状況を踏まえながら、最近ではRPA開発のルール作成と各部署への定着に注力中です。私たち情報システム部が先頭に立って、現場にノウハウや運用方法を浸透する仕組みができれば、今後RPA以外のプロジェクトが発足した際にもベンチマークとして必ず役立つはず。ゆくゆくは「ChatGPT」など生成AIの業務活用も検討できればと思っていますし、これからもNICSのDX化に貢献していきたいですね。

