設計と製造の橋渡しを担い、新車づくりに必要不可欠な存在

日産グループの新車生産準備や、新型エンジンユニットの生産技術を担います。完成した車両の品質保証や、また生産設備の導入、維持管理、改善などを通してクルマづくりをサポートします。新車生産にあたっては、全国の工場で定められた品質を満たし、かつ設計通りに効率よく作業が行えるよう準備を行うことが必要。設計・製造それぞれの段階におけるさまざまな課題を解決していく重要な仕事です。

計測器の正確性を確認し、各種測定にも対応

計測機に関する校正やサービスを行う職種です。計測器は定期的に精度・機能・動作などの状態を確認する校正が必要になります。自動車製造の現場で各種計測器が正しく機能していることが、日産グループのクルマづくりを支えています。また、測定サービス（コンサルティング）では3Ⅾ形状測定やX線撮像などの測定も可能で、日産自動車の品質保証にも貢献しています。

当社の計測器校正サービスはISO認定・認証を受けています。

各種イベントを通してクルマをもっと身近に

神奈川県横須賀市の日産追浜試験場にあるテストコース「GRANDRIVE」で定期的に行われる試乗イベントの年間計画や管理、企画・運営サポートを行い、クルマに乗る楽しさを広く知っていただくことが広報活動の役割です。また、小学校に出張して授業を行う「わくわくエコスクール」のほか、社内向けの検定や教育なども所管しています。

自動車の安全を守る各種実験・テスト環境整備

日産グループでは、誰もが安心して運転ができる商品を開発するため、国内4つの試験場とテクニカルセンターでさまざまな実験やテストを実施しており、NICSは専門技術に基づき各種管理業務を担っています。テストコースの運営・管理や実験車両の管理・輸送マネージメントに加え、開発実験の支援を通じ日産の商品開発を支えています。

自動車生産設備に関する設計からメンテナンスまでを担当

自動化設備、組立装置、溶接治具といった設備の設計・製作や、自動車関連の生産設備および付帯設備の新設、保守、改造、撤去工事、動力設備、インフラ設備の更新、点検を行います。日産グループの品質の高いクルマづくりを支え、生産の現場が快適に作業できるよう環境を整備する大切な役割です。

さまざまな環境ニーズに合わせて最適な方法を提案

環境ニーズに合わせたコンサルティングを行い、自動車の材料や駆動用バッテリー、工場廃棄物のリサイクルや、廃棄物処理の提案を行い、最適な処理スタイルを案内することが環境関連サービスの役割です。また、工場の大気や水質、土壌の環境分析や作業環境測定、環境監査なども実施し、持続可能な生産体制を維持することに貢献しています。

新たな自動車を届けるための各種業務を支援

日産グループが新たなクルマを開発するためにはさまざまな工程があります。中でも最上流にあたる企画段階においては、各種情報収集や分析を行い、業務のサポートを行います。自動車開発における膨大な設計・図面情報を管理し、開発や試作・実験のフェーズにおいても支援をしています。加えて、販売前イベントの企画・運営を通して新車をお客さまへ届ける仕事もあります。

日産グループの「これが必要」に応える

クルマづくりにはさまざまなモノ、サービスを欠かすことができません。生産工場や拠点から「こんなものが欲しい」「こんなことを依頼したい」というニーズを拾い上げ、それが実現できるように貢献していくことが購買の役割です。工場内へのエアコン設置や、クルマの製造に必要な処理工場の新設、産業廃棄物の処理など、取り扱うモノ・サービスはさまざまです。中には数億円規模のプロジェクトもあり、大きなやりがいと成長が感じられるポジションです。